青春18きっぷとは? どうやって使うの?
2018年7月14日更新
「青春18きっぷ」とは、JRが発売する乗り放題切符です。
今回はこの切符について紹介します。
青春18きっぷとは
毎年、春・夏・冬シーズンに発売される乗り放題切符です。JR全線の普通・快速電車やBRT、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできる切符です。
「青春18きっぷ」1枚で5日分使えます。
発売期間
- 発売期間と利用期間が違うので注意してください。
発売期間
【春季】2018年2月20日~2018年3月31日
【夏季】2018年7月1日~2018年8月31日
【冬季】2018年12月1日~2018年12月31日
利用期間
【春季】2018年3月1日~2018年4月10日
【夏季】2018年7月20日~2018年9月10日
【冬季】2018年12月10日~2019年1月10日
値段
1枚 11850円 (大人・子供同額)
青春18きっぷについて詳しく教えて
5日分使えるってどういうこと?
「青春18きっぷ」は1枚で5日分(5人分)使えます。1人で5日分を使ってもいいし、5人で日帰り旅行をすることも可能です。
友達2人で1泊2日の旅行をして、残りの1日分を1人で使っても大丈夫です。
なので一回分の値段は11850÷5=2370円
2370円分以上の移動をすれば元が取れます。
どうやって乗るの?
この切符は自動改札機を使うことができません。なので、改札の駅員に見せる必要があります。
最初に乗車する駅で駅員にハンコを押してもらいましょう。
もし、いない場合は
- 駅にインターホンがあれば問い合わせる
- 車内で車掌さんが巡回しているときに押してもらう
- 降りる駅で押してもらう
など対応してもらえます。
※複数人で利用するときの注意
複数人で利用する場合は、利用者全員が同じ行程で旅行する必要があります。「青春18きっぷ」は1枚しかありませんので、別々で行動すると片方は使えなくなりますよね。
駅などでハンコを押してもらうときは「○人分使います」と利用する人数を伝えましょう。
途中の駅で合流する場合も増えた人数分のハンコを押してもらってください。
降りるときは? また乗るときは?
駅員(駅員のいない駅では運転手か車掌)に日付の入ったハンコが見えるようにしっかりと見せてください。また乗るときも同じです。
注意点を教えて
日付をまたぐ列車はどうするの?
乗車が翌日にまたぐ場合は、0時を過ぎて最初に停車する駅までが有効です。それより先の駅を利用する場合は別途料金やハンコを押してもらう必要があります。
ただし東京および大阪近郊の「電車特定区間」では、終電まで有効となります。降りる駅が「電車特定区間」に含まれているかは各自でご確認ください。
知らないうちにJRではない路線に乗っているかも
「JRの路線に見えて、実は他社の路線だった」ということも。
別料金が必要になる区間もあるので、あらかじめ路線図や地図などで予習しましょう。
いくつか例を紹介します。
例1 「快速みえ」に乗ったら伊勢鉄道を通過していた
名古屋駅から鳥羽駅を結ぶ「快速みえ」ですが、「JRの快速だから大丈夫」と思ったら大間違い。途中の河原田駅~津駅は伊勢鉄道の路線を通るので、別途運賃が必要となります。
例2 地下鉄直通に注意
東京メトロの千代田線、東西線や福岡市地下鉄の空港線など地下鉄線へ直通している場合があります。これらの路線は「青春18きっぷ」は使えません。お台場方面へ行くりんかい線も使えません。
例3 一駅分だけ別路線 予土線と土佐くろしお鉄道
使い慣れている人でもたまに間違えるこの区間。予土線の宇和島~窪川には一駅分だけ別の路線を通る区間があります。若井~窪川は土佐くろしお鉄道を通るので、別途運賃が必要となります。
こんな人にオススメ
- 時間があって、安く旅行したい人
モデルルート教えて
モデルルートは随時更新予定です。しばらくお待ちください。
この切符を使って2017年の夏に岡山へ行きました。
旅行記は下のリンクから見ることができます。ぜひ、ご覧ください。
shooo1996.hatenablog.com